何故にトイレの貴女はAラインのワンピースなのか?

本日3月8日は国際女性デーだそうだ。

「1904年3月8日にアメリカ合衆国のニューヨークで、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こした。」のを発端とする運動だそうだ。
女性の政治的な自由と平等を求めるのから始まったのが、今では、いわゆるフェミニズム運動とか、ジェンダーバイアスに対する抗議のようなもののようだ。

いわゆるLGBT運動が性的マイノリティーの権利に関する話だとしたら、
国際女性デーはマジョリティーである女性が、およそ半分ずつな男性に対して、性別だけで、権利や機会の不平等があってはならない的な話だろうと思う。
自由民主主義は最大多数の最大幸福を目指すのだろうから、そこを今風に、ダイバーシティーというか多様性も重視して、みんなでハッピーになろうよ的な動きだろうと、かなり大雑把に捉えている。

最近、売れてるらしいコメディエンヌ(女芸人という呼称を使うと目くじら立てる人がたまにいたりするし…でも、これだと喜劇女優か?)の、ブルゾンちえみジョークに「地球上に男は何人いると思ってるの?」「35億」というのがあるが、おそらく、女も35億くらいいる。

ブルゾンちえみさんは、ブルゾン着てないし、同じものなのに、どうして、ブルゾンと言った方がジャンパーというより格好良く聞こえてしまうのだろう?というのは別の問題なので、今回はおいておく。

ネットのニュースを見ていると、こんな記事があった。

時代に逆行?、スカート姿の歩行者信号に批判噴出 豪
http://www.cnn.co.jp/fringe/35097764.html

国際女性デーに合わせてオーストラリアメルボルンで披露された歩行者信号デザインのスカート姿の「女性」に批判が相次いでいるのである。

しかし、我々は、何故かこのピクトグラム(アイコン)にデジャヴュを感じざるを得ない。

そう、女子トイレの彼女はAラインのワンピースなのだ。

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多くの方は「そういうものだ」と許容しているかもしれない。
「どうして、男が青で、女が赤なんだ?」という所に突っ込んでしまって「そこ?」と言われてる人もいるかもしれない。
私はたまに"Gentlemen"的な表記と共に、髭と帽子の絵が表示されていると、気後れして入れなくなる(でも、入る)

女子用のピクトグラムのスカート風をプレーンな人型にして、誤って女子用に入る男子がいると困るので
とりあえず、男子用もAラインのワンピにしてはどうか?
スモックかチュニックということにしてはいかがか?