私の職場は、ブルーライトカット眼鏡を買う場合、いくらか購入費用に対して補助が出る。
日常の仕事からすると、視力矯正メガネの方が余程効果的な気がするが、ブルーライトカットでない場合は補助が出ない。
この際、ついでに、ブルライトカットコーティング付きの度付きメガネを買おうかと思ったりするが、それでは購入費用が高くなって足が出る。
去年、このような記事をネット上で見掛けた
米国眼科学会「ブルーライトは失明させない。PC用メガネも推奨しない」
眼細胞が自然に含有する化学物質とブルーライトが結合すると、細胞を傷つける可能性があるとする研究が今夏発表されたことを受けて、最近、米国眼科学会(AAO)は「スマートフォンのブルーライトは失明させない(目を傷めない)」とはっきり宣言しました。
「PC用メガネも推奨しない」というのは、悪影響というより、効果があるか分からないという立場のようです。
一部のサイトで、ちょっと曲解された語訳?記事が流れたのか?下記のような記事も出てました
眼科医「メチャクチャな記事だ」ブルーライトに悪影響はないという記事は誤訳か
坪田一男・慶応大学医学部教授は「今回発表された"目は悪くならない"は、スマホ程度では白内障などの重い病気にはならない可能性があるという話。視力については関係ないだろう。ただ、重い病気にはならなくても、目の疲れを起こしたり睡眠を妨げたりするので、ブルーライトカットメガネは有効だ」と話す。
まぁ、後者の記事は、米国眼科学会の見解を否定したものではなく、速報的に流れたネット記事が杜撰だと文句をつけている模様。
どちらの記事も、スマホやパソコンで目を酷使しちゃだめ、適度に休憩取りなさいよ。という点では同じ
太陽光のバイオレットライトに近視抑制効果~体内時計が整うと酸化ストレスも低減
これまで近視の要因が「遺伝」であると考えられてきたが、両親が近視であっても幼少期に屋外活動が長いと近視発症率が低下するという論文がアメリカで発表されている。これによると、1週間に14時間(1日2時間)屋外で遊んでいる子どもは近視になりにくいという。
ありゃ?この講演されてる先生、上のブルーライトカットの記事に咬みついた先生やん…坪田一男氏(慶應義塾大学医学部眼科学教室教授)
この話によると、バイオレットライトは屋外にいないと浴びられないそうですが…
安いメガネを提供しているJINSでは、ブルーライトカットは、日常用・PC用・寝室用?みたいなカット率違いの製品を出してた気がしますが、バイオレットライトについても、乗っかって製品だしてますね。
屋外で遊ぶ子どもに掛けさせるのでしょうか?
現代人と光 私達をとりまく光環境
現在流通しているメガネ・コンタクトレンズ、車・住宅・オフィスなどの窓ガラスには「UV400」「UVカット」と表示されている商品が多くなってきていると思います。
この場合、紫外線だけでなくバイオレットライトまでカットされてしまっていることがほとんどです。
屋内で使うLEDなどの照明にも、バイオレットライトはほとんど含まれていません。
このように、現代の我々を取り巻く屋内環境にはバイオレットライトがほとんどなくなってきてしまっているのです。
つまり現代に生きる私たちにとって、不足してしまった必要な光を再び取り戻すことは、非常に重要なことの一つと考えられます。
慶應義塾大学医学部 眼科学教室 鳥居秀成 医師
ありや、またしても慶応医学部の眼科教室の先生やん…お二人は同僚?
さて、一旦ブルーライトは離れて見るけど、なんだかブルー
車酔い解消メガネ「シートロエン」、全世界で1万5000本を販売
このメガネには4つのリングが付いており、その中には青い液体が入っている。この液体が水平線の役割を果たし、車酔いの症状を抑えるという。もともとは船員向けに開発された技術だが、シトロエンはあらゆる交通手段で利用できるようにした。
私は車酔いの経験はないのですが、売れてるってことは効くのでしょうね。
次は緑の光の話題
このメガネっぽいのを1日30分、7日間かけたら「黄金の睡眠」が手に入るらしい
使い方は簡単。30分着用を7日間続けるだけ。これで睡眠の質が変化するというのです。
なぜそれだけで効果があるのか。その秘密を握るのは、PEGASIから発光される緑色の光。この光が、体内時計とメラトニン分泌の調整をサポートしてくれるとのこと。メラトニンは、「睡眠ホルモン」とも呼ばれている、睡眠にとって重要なものです。
なお、寝付きの悪い方は午前7時から9時の間、眠りが浅い方や夜中に目覚めてしまう方は、午後7時から9時の間に装着するといいようです。