風邪のように、喉が痛かったり、熱が出たり、 咳き込んだりするわけでなく、 雨の日や夜や屋内で花粉症の疑いぽくないのに、 鼻水がダラダラ出る場合、寒暖差アレルギーが疑われる。
寒暖差アレルギーというのは通称で、医学的には「血管運動性鼻炎」といって、鼻粘膜の自律神経が過剰に働いて、 アレルギー性鼻炎と同じような症状が出ること。 主な症状としては、サラサラした水っぽい透明な鼻水が出る。
花粉のような特定のアレルギー原因物質(アレルゲン)による炎症ではない。
主に鼻の症状であるが、頭が重い場合や、 身体が重怠いこともあるのは、 基本的に自律神経系の調子が悪いのが原因だからだろう。
自律神経は「自律」しているのだから、 自分の意志でどうこう出来るものではなさげであるが、精神的、 身体的ストレスによる影響が多い。寒暖差というのは、 そういう意味では身体的ストレスの一種と言えるだろう。
花粉症ではないので、 マスクで花粉を防ぐような防御策は使えないが、 マスクをすることによって体温の低下を防ぐなのは有効と思われる。
また、外気と室内の温度差が主たる原因なので、外で厚着しても、 部屋の中では羽織ったものを脱ぎ着して体温調整が容易に出来るよ うにすることも大切らしい。
外にいる時も、マフラーなどで首を温めたり、 手首足首から体温が逃げないような服装が大切である。
たぶん、宇宙服を着て歩けば、寒暖差アレルギーは発生しない。
温度調整以外の対策となると、 自律神経の乱れが大きくならないように、 ふだんの生活から改善するのが良いらしい。
- ストレスを減らして仕事や私生活を送る
- 身体を温める食材を食べる
- お風呂に使ってリラックスする
- 下半身や体幹の筋肉を使う運動を取り入れる
- しっかり睡眠をとる
他に、
- 休憩時間にゆっくりと深く呼吸する
- ヨガやストレッチ、ツボ押しを取り入れる
など
私は耳鳴りもひどいので、 しばらく
- 爪もみ
を取り入れてみようと思う
個人的な経験上、寒暖差アレルギーも花粉症も
- 鼻水が出るからと、強く鼻をかまない方がいい
- 水分の取り過ぎ、特にアルコールは良くない
まぁ、ありがちなんだが、健康になる方法をググったら
・ストレスを減らす
・バランスのよい食事
・適度な運動
・お風呂でリラックス
・充分な睡眠
と、お決まりのセットが出てくるだけという説もある。
気休めかもしれないが、 涙目やくしゃみで前を見れずに事故に遭うとかでなければ、 花粉症や寒暖差アレルギーでは死なないから心配し過ぎないことだ 、心配は、すなわちストレスだから、悪化するおそれがある。