現代によみがえった黒電話

果たして、黒電話が自宅にあったという世代はどこまででしょうか?
少なくとも、私の実家にはあったから、職場の同僚メンバーは全員該当するのでしょうか?
NTTが電電公社だったことを知らない世代だと無理かもしれませんね。

以前、某番組で、中年男性三人が居酒屋で「高校の時、うちに子機あった」「いやなかった」と延々話してる映像が出てました。

ポケベルは、今年の9月で残っていたすべてのサービスが停止されるので、某葬儀会社が、ポケベル供養の会を催すそうです。

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http://www.tosokyo.or.jp/pocketbell.html
少なくとも、私が入社した1996年頃は、電車でポケベル打ってるコギャルはいましたね。ま、その頃のコギャルはもうアラフォー…

国武万里さんの『ポケベルが鳴らなくて』がヒットしたのは1993年。ドラマに出てた裕木奈江さんや坂井真紀さんは来年50歳な1970年生まれ。
「♪ポ~ケ~ベ~ルが…鳴らなく~て♪」は作詞・プロデュースは秋元康先生…恐るべし。

「♪ダイヤル…回して…手を止め~た~♪」小林明子さんの『恋におちて』は1985年。

さて、話題は黒電話。一時、家電メーカーから「黒電」というレトロ調?な固定電話が販売されてたなぁ。
今は、固定回線は持ってないという人も多いですね。
英語的には"fixed-line"というより"corded-phone"、"landline"ですかね。ランドラインなら映画の台詞で聞いたことあるし、そのままタイトルな映画もあります。

まくらが長すぎるか…で、今回の話題は「Dreyfuss retro-futurist phone concept」
「現代の黒電話」としてデザインされ、実際、使えるそうです。受話器はBluetoothのワイヤレスなのでカールコードはありません。ダイヤル部はタッチパネルなので回らないようです。

いずれパソコンを知らない世代が生まれた頃に、ノスタルジックにかつレトロフューチャーにパソコンをデザインしたら、どんな形になるのでしょうね?
アメリカの会社の中には、わざわざSF作家やイラストレーターを雇って、将来の形のデザインをさせてるところもあるとか。

 

最近、昔の家庭用ゲーム機やパソコンを稼働するミニチュアにして販売するのが少々ヒットしてますが、あれはちと違うか。ケータイ屋さんも平野ノラさんみたくショルダータイプの「しもしも~」な奴を…出さんか…。でもクラムシェルスマホガラホ?)は出してますね。


現代によみがえった黒電話は、もはや別ものだった(笑)

 

ジリリ〜ン♪と、けたたましい音で鳴る黒電話。昭和を代表するようなあのツールも、今はテレビの中くらでしか目にする機会はありません(音だけはスマホの着信音でね)。

もはや固定電話すら持たない家庭が増えているわけですし。無用の長物、と言われても仕方ないのかも。

でもね、スマートに進化した黒電話を見つけちゃいました。固定電話自体の必要性は感じないけど、これならちょっと欲しいかも(笑)。