BMIと聞けば、ふつうに通じるのは、おそらく"Body Mass Index"
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
であろう。体型の目安とされている。
現在の私のBMIは23くらい。18.5〜25が標準とされているから、ふつうである。
さて、話題にしたいのは、ダイエットしてる人は避けるかもしれないファストフードのあれである。
"Big Mac Index"である。
マクドナルドのメニューは世界中、同じマニュアルに沿って作られる。材料はその国で調達するので、材料費はその国の景気が反映されるだろうということで、ビッグマックの値段で比較すると、単純な為替レートよりも、実際の経済を反映させてる?と言われる指数である。
ということで、2016年7月の統計によると、アメリカ、日本、中国のビッグマックの現地単価は
US: 5ドル, JP: 370円, CN: 19元
とある。これに当時の為替レートを掛けてUSドル換算すると
US: 5, JP: 3.47, CN: 2.79
つまり、アメリカのBig Macの単価を1とすると、日本のビッグマックは0.69、中国の麦当劳の巨无霸は0.55
となる。
なるほど、中国は物価が安いのだな、と、一見思える。
が、しかし、肝心のマクドナルドのクルー(スタッフ)の時給はどうなんだ?
アメリカの連邦政府の定める最低賃金は時給7.25ドルらしいが、去年だか、ニューヨークでマクドのバイトが蜂起して15ドルに引き上げることになっているらしい。
日本はというと、現在、私の住む神奈川県川崎市の場合は、最低賃金は時給換算で930円である。
中国の場合、時給換算で10元ほどと聞く。
ということで、各国のマクドの人が、ビッグマックを1個手に入れるために、どれだけ働かなければいけないか?となると。
US(NY): 5ドルを時給15ドルで20分
JP: 380円を930円でとしたら25分
CN: 19元を10元でだから約2時間
むむむ