あんまり暑いのでコンビニに何か涼の取れるものをとテケテケと向かう道すがら、スマホでネットニュースをチェックしていると
思わず、レアになるであろう冷凍アクエリに手が伸びかけたが、私が買ったのは冷凍カルピス。
なお、通常のカルピスウォーターをご家庭の冷凍庫に入れてはいけない。ペットボトルが冷凍対応してないので破裂の危険などがある。下記引用はアサヒ飲料のお客様相談室のコメントである。
飲料水の容器は、それぞれ使用目的により耐久性の試験を行っております。
現在販売されているペットボトル入りの「カルピスウォーター」につきましては、凍結させた際の検証を行っておりません。ご家庭の冷凍庫で凍らせると、容器が破損し解凍したときに液漏れを起こす場合がございます。
思えば、昔、カルピスウォーターが世間に登場した時、「へ?薄めたもんで金取るんかい!」と思ったものだ。
私の幼い頃、「濃いカルピスを飲める家はお金持ち」というのが、まことしやかなクラスのみんなの共通理解であった。
そんな昔話はともかく、今回買ったのは、冷凍カルピスである。
ボトル入りでなくて、普通のアイスとして売られている製品に、カルピスウォーターボトルアイスというのがあるが、
最早、ウォーターでなければ、ボトルでもない。チュウチュウとかパピコとかのチューブ氷菓だし…ロッテ製品だし…なお、昔は単独の会社だったカルピスは、今は、アサヒ飲料のブランドである
確かにボトル売りの方の名前は『凍らせておいしい「カルピス」』である。
英語には「お湯」に相当する単語はなく"hot water"と云う。が、氷は"ice"であり"water"ではない。
英語的にアイスカルピスと言えば冷たいカルピス(液体)だから、氷菓にするなら、さしずめ、フローズンカルピスと呼べば良いのではないか?
いや、まて、たしか、アメリカ市場だったかでカルピスはカウピス"caw piss"つまり「牛のおしっこ」に聞こえるからと『カルピコ』と商品名を変えているはずだ。じゃぁ「フローズンカルピコ」だな←違います
若い人は「カラダにピース」しか知らないだろうが、その昔、カルピスのロゴはこんなんだった。
これを、とある団体が「典型的な黒人差別だ!」と糾弾し、半ば自主規制的にこのロゴは廃止された。同じような憂き目にあったのはダッコちゃんとかちびくろさんぼである。
改めて見るとクールなロゴだが、幼い頃の私は、差別思想とは関係なく、なんか不気味で怖かった記憶がある。
あの団体の人々が昨今の『ヘルプ』とか『ドリーム』『ブラックパンサー』などの映画を観たらどんな感想を持つのだろう?
現代でも、未だに「美白」を謳う化粧品は多いし、なんでか洗練した感じを出したい時や、殲滅系の殺虫剤のCMに白人タレントが使われることの多い国で…カラダにピース
P.S. 凍結アクエリは製造追いつかないのに、凍結カルピスが間に合うのは、アクエリは浸透圧気にして調合するけど、カルピスは濃い原液を水で割るだけだからに違いない…という仮説を立てた