ヘルスメーター…健康測定器?


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昭和の頃、体重計はヘルスメーターと呼ばれていた。おそらく平成生まれの方々には通じないであろ。言うまでもなく和製英語である。

体重計をヘルスメーターと呼んだのはタニタが最初なんだそうだ。

大昔、インドの王朝で王様の誕生日に王様の体重を国中に告知していたらし。当時は飢餓が身近な時代で、体重が増えているということが国の繁栄を示すものだったらしい。

また、昔の日本では死亡のトップは結核で、結核を患っている人は痩せ衰えているので、体重がしっかりあるということが健康の指標とされたようだ。

今では肥満や糖尿病、高血圧など生活習慣病(この言葉も昔は、成人病と言ったり、贅沢病と揶揄されたりしたものだなぁ…遠い目)の予防の観点からBMIが用いられるようになった。

BMI(Body Mass Index)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)である。某H先生の番組で、BMIアメリカの保険会社の陰謀説というのをやっていた気がする。

私の場合は、BMIと言えば、為替レートよりも国の経済の勢いを表すと言われるBMI=ビッグマック指数の方が好きである。マクドナルドは世界どの国でも、同じレシピで、同じ材料を調達し、現地で調理しているので、貨幣の為替よりも、ビッグマックの値段の方が経済状況が反映されるというものだ。なお、インドのヒンドゥー教では牛は神聖な動物なので、食べられないので、ビッグマックは、鶏肉を使ったマハラジャマックというのがあるらしい。

以前にも調べたことがあるが、直近のビッグマック指数はどうなっているだろうか?
1位 スイス $6.54 +14%
2位 アメリカ $5.74 0%
・・・
26位 日本 $3.59 -38%
・・・
37位 中国 $3.05 -47%
・・・
43位 インド $2.67 -54%
・・・
56位 ロシア $2.04 -65%

さて、話をヘルスメーターに戻そう。和製英語ではあるが、言いたいことは「健康」を「計り」たいのであろう。
最近の体組成計は色々な数字を出してくれるのであるが、色々数字を出してくれるけれど、果たして健康を測れているだろうか?
少なくとも、毎日、健康を意識して体組成計に習慣的に乗ることが出来ているのであれば、健康であろう。

最近の私は、アクティビティトラッカーの安静時脈拍と睡眠スコアは、まあまあ健康を測る指標としては有効なように感じている。